Orbsは、利用頻度が高いアプリケーション向けに設計されたパブリック・ブロックチェーン・インフラで、完全なブロックチェーン・スタックを提供します。スケーラビリティ、低料金、仮想チェーン間の分離に加え、オンラインIDEや使い慣れた開発言語によるスマートコントラクトの作成といった、ベストな開発者体験を提供します。また、Orbsは、パフォーマンス、コスト、セキュリティ、使いやすさといった利便性も開発者に提供します。
このようなアプリケーションに一般的に使用されるプライベートなパーミッション型(許可型)ブロックチェーン・ソリューションとは異なり、Orbsのインフラはオープンでパーミッションレス(非許可型)です。Orbsプロトコルは分散化されており、Proof-of-Stake(PoS)コンセンサスを使用してパーミッションレスのバリデータのパブリック・ネットワークによって実行されます。Orbsプロトコルの実行にはORBSトークンが重要な役割を果たし、それらのトークンはアプリケーションを実行するための決済と、安全で分散化された方法で「ガーディアン」と呼ばれるバリデータを選出するためのインセンティブの提供に使われます。
Orbsは2017年に設立され、イスラエルのテルアビブ、英国ロンドン、シンガポール、東京、韓国ソウルに合計30人以上の専任チームを置いて開発を進めています。Orbsは2018年に、世界有数のリサーチ&アドバイザリ企業ガートナー社の「ブロックチェーン・テクノロジーにおけるクールベンダー」に選出されました。詳細はこちらをご覧ください。
OrbsはERC20トークンですが、独自のメインネットを持っています。
Orbsはハイブリッド・ブロックチェーンとして設計されており、独立したブロックチェーンとPoSアーキテクチャの両方の機能を維持し、PoSロジックの第三者ブロックチェーン としてイーサリアム・ネットワークを利用しています。 ORBSトークン、ステーキング、委任、および投票は、イーサリアム・コントラクト上で実行されます。このイーサリアム上でのPoSアーキテクチャには、高い透明性があり、サブスクリプションの支払いとステーキングの容易さ、さらなるセキュリティと、投票の完全性が担保ができるなど、複数の利点があります。
この資料 では、ORBSトークンの使用方法、総供給量、分配プールについて説明しています。
OrbsのPoSユニバースは、Orbsネットワークの基幹となるもので、その成長を支えています。Orbsの現在のPoSモデルである「Orbs Universe V2.5: The Age of Guardians、ガーディアンの時代」では、Orbsユニバースのガーディアンは、企業がブロックチェーンを採用する際の最初の選択肢となる、安全でスケーラブルなネットワークの構築と維持に積極的な役割を果たしています。V2.5では、PoSエコシステムはガーディアンとデリゲータという2つの主要な役割を中心においています。それぞれの役割を説明します。
Orbs PoSアーキテクチャについてはこちらをご参照ください: OrbsのPOSのV2概要書 Orbs V2.5アップデート - ガス代との戦い
TetraはOrbs専用のステーキング・スウォレットであり、ORBSトークンホルダは簡単に自分の選んだガーディアンにトークンをステークすることができます。 Tetraウォレットはこちら
Tetraウォレットの使い方についてはこちら
Orbsユニバースに参加するためには、トークン・ホルダはトークンをステークし、投票権を委譲するガーディアンを選択する必要があります。Orbsガーディアンは、Orbsコミュニティの代表的存在で、ネットワークの安全性を維持し、長期的なビジョン実現するための役割を果たします。したがって、Orbsデリゲータは、信頼できるアクティブなガーディアンを選ぶことが重要です。
ガーディアンの選び方はこちら https://www.orbs.com/jp/orbs%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%81%ae%e9%81%b8%e3%81%b3%e6%96%b9%ef%bc%9a/
4日間のロック期間があり、それはPoSエコシステムの参加者がネットワークにコミットし、そのセキュリティを維持することを保証するために設けられています。デリゲータが、PoSエコシステムからステーキング解除し、トークンを別の用途や取引所に送金するまで、トークンにはロックがかけられています。デリゲータがステーキングを解除した場合は、14日間のクールダウンが行われます。その間はトークンはステークから解除され、報酬を受け取ることはできません。これは、CosmosやPolkaDotといった他の主要なPoSシステムと同様です。
OrbsのPoSステーキングに関する包括的な論文 のメカニズムはこちら
TOrbs の Proof-of-Stake アーキテクチャにおける手数料と報酬には、2つの重要な目的があります。1つ目は、バリデータ・ノードを運用するための報酬です。2つ目は、ステーキングによってネットワーク・セキュリティに貢献したことに対する報酬です。
ステーキング・報酬は、ガーディアンとデリゲータがネットワークのセキュリティに貢献するために割り当てたステークに対して与えられます。年間最大報酬額は、委任されたステークの合計額の12%に相当しますが、8000万ORBSトークンの上限が設けられており、報酬の魅力と持続可能なインフレの最高のトレードオ フが実現する比率となっています。
Orbs POS V2報酬システムの詳細はこちら
https://www.orbs.com/wp-content/uploads/2020/08/JP_ORBS_V2-The-Age-of-Guardians.pdf
Staking Rewardsが提供するステーキング計算機 はこちら
Orbsのガーディアンは、Orbs コミュニティの代表です。ネットワークのセキュリティを維持し、長期的なビジョン実現するための役割を果たします。ネットワークの最も重要なステーク・ホルダであり、企業のビジネス・アプリケーションに必要なセキュリティと可用性を提供する中心的役割を持っています。
ガーディアンは、ネットワークの信頼性を上げるために、デリゲータ・コミュニティを組成し、信頼関係を構築することが期待されています。
ガーディアンになる方法はこのリンクを参照
Orbsユニバースに参加するためには、トークン・ホルダはトークンをステークし、投票権を委譲する先のガーディアンを選択する必要があります。
ステーキング・コントラクトの手順を簡素化するために、Orbsチームはシンプルで便利なインターフェースを備えたTetraウォレットを開発しました。Tetra staking walletでは、トークンをステークして、委任するガーディアンを選ぶことができます。
はい! Tetraは現在、さまざまなプラットフォームを通じて、デスクトップとモバイル(AndroidとiOS)でも利用できるようになり、より簡単にステーキングができるようになりました。
こちらのチュートリアルをご覧ください。 ご質問は、いつでもOrbs Japan Telegram、またはオフィシャルLINEにご連絡ください。
Tetraステーキング・ウォレットは無料です。注意点として、ステーキング手続きにはイーサリアム・ネットワークのスマート・コントラクトを使用するため、ガス料金がかかることをご了承ください。また、ガーディアンによって配布される報酬額が異なる場合がありますので、ガーディアンの選択は慎重に行ってください。
はい、あります。こちらの Prism block explorerをご覧ください。
Orbsは、オープンソースでパーミッションレスのプロジェクトであり、自由にエコシステムに参加できます。
Orbsのスマート・コントラクトは、より多くの人に参加をしてもらうため、Solidityのような専用言語ではなく、GoやJavaScriptのような一般的な開発言語を採用しています。
開発する場合はまずはこちらから: https://github.com/orbs-network/orbs-starter-kit 参考資料はこちら: https://docs.orbs.network/ デモはこちら: https://demos.orbs.network/
Orbsネットワーク上で開発する前に仮想マシンイメージの設定が可能、AWSの場合、 MS Azureの場合 and Google Cloud です。
Orbsは ランダムProof of Stake (RPOS)コンセンサスモデルを採用しています。
はい! Orbsは主要なL1+L2チェーンに統合されており、EthereumやBSC、Polygon、Solana、 Avalanche、Harmony、Fantomの7つの主要なインフラチェーンで利用できます。 さらに、Orbsは、上記の各チェーンの30を超える主要なDeFiプラットフォームとプロトコルで利用できます。(UniSwap、SushiSwap、PancakeSwap、Kyber Network、1インチ、Alpaca Finance、Beefy Finance、QuickSwap、DinoSwap、Raydium、Trader Joe、Pangolinの他にも今後どんどん増える予定です。)
2021年1月11日、OrbsとBinance exchangeは、新しいプロジェクトやDeFiプロトコルを支援するDeFi.orgアクセラレータの最初の主力スポンサーとなり、分散型金融(DeFi)分野の開発を促進するために提携することを発表しました。
DeFi.orgアクセラレータは、研究、オープンソース・ソフトウェアの開発、より良いコミュニティ作りの支援をゴールとしています。本アクセラレータでは、公正な分配、オーナーシップを感じるコミュニティ、イノベーション、リスクに対する責任あるアプローチ、持続可能なエコノミクス、より広範なエコシステムとの連携を目指すために活動するプロジェクトを募集しています。
Orbs DeFiポータルは、Orbsプロジェクトの著名な貢献者のひとつ、Paradigm Fundによるプロジェクトです。このポータルサイトでは、Orbsの流動性プールのリアルタイムのマーケットデータ、スワップや流動性追加のための教育資料やハウツーマニュアル、研究論文など、OrbsとDeFiについて必要な情報がまとめられています。
分散型プロジェクトであるOrbsは、コミュニティの貢献を大切にしており、ネットワークとエコシステムの発展をサポートしてくださるコミュニティメンバーを常に募集しています。
2020年8月、Orbsチームは、Orbsエコシステムの更なる発展のために、貢献してもらえる開発者やチームに対して助成金を出すOrbs エコシステム助成金プログラム(OEGP)を発表しました。
DeFiプロジェクトに関わるチームや個人が提案書を提出し、助成金を受け取ることができます。また内容次第では、Orbsのエコシステムに直接統合される場合もあり、具体的にリクイディティプール、担保付きローン、オラクルなどのプロジェクトが該当します。提案書が提出されると、Orbsチームが評価を行い、承認された申請者は場合によってはOrbsチームとコラボレーションしてプロジェクトを実行することができます。
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